私は今まで大量の蔵書を抱えていました。
現在も、山積みのダンボール箱の本だけの部屋(6畳)があります。
(以前は、6畳の部屋を2部屋使って、そこに本と雑誌だけを山積みに置いていました)
ちなみに、蔵書の内訳は、
- 生き物の本(図鑑、古書、学術書、アクアライフ、フィッシュマガジン、ピーシーズAQUA WAVE、金魚伝承、クリーパー、ビバリウムガイドなど) 約50%
- ビジネス書 約20%
- 心理学関連の本 約10%
- 健康に関する本(耳が良くなるための本、アンチエイジング関連など) 約10%
- その他(ファッション雑誌、旅行ガイド、ダイビングの本、マンガ本など) 約10%
これらも電子化(自炊)や断捨離して、半分くらいに減らしましたが、それでもまだ6畳部屋を紙の本だけが占領しているのです。
電子書籍に関する自炊(じすい)とは、自ら所有する書籍や雑誌を イメージスキャナ等を使ってデジタルデータに変換する行為(デジタイズ)を指す俗語。
デジタル化(スキャン)の効率化のために、書籍や雑誌を裁断機やホットプレート、アイロン等で分解する行為までを含む。
引っ越しの度に、ダンボール箱に詰めて・・・、運んで、荷解きして・・・、本棚に並べて・・・、
これが思いの外、重労働で、苦痛でした。
だんだんと・・・、引っ越しの荷解きの時にダンボール箱から出さず、ダンボール箱が積まれ・・・、いつしか本が死蔵してしまいました。
本をよく読むので、ダンボール箱だけが増えていく負のサイクル・・・。
本は読みなおしたりして、活用してなんぼです!
それで、もう紙の本は止める!電子書籍オンリーで行く!って引っ越しの時に決意しました(確か2012年ごろだったと思います)
今までの蔵書(紙の本)は自炊し、要らないものは断捨離し、さらに、これから買う本は全てKindleオンリーで行くと心に決めました。
電子書籍にはAmazon Kindle、楽天kobo、honto、eBookJapanなどありますが、Amazonのネームバリューと蔵書数でKindle一本に決めました。
以後、ずっとKindleで統一しています(すでに持っている紙の本は自炊し、作成したPDF本も全部Kindleに入れて持ち歩いています)
以下に、紙の本を止めて、Kindleオンリーにした場合のメリット、デメリットを書いてみます。
電子書籍(Kindle)のメリットとデメリット
メリット
場所を取らない
これが最大のメリットだと思います。
私はダンボール15箱分くらいの本と雑誌を自炊しましたが、その本が全部Kindleに入っています。
さらに、Kindleで300冊以上の本、マンガ本を買っていますが、これも全部Kindleに入っています。
裁断し自炊した本は捨てていますので、どんどん部屋が広くなっていって気持ちいいです♪
おかげで、空いたスペースに生き物専用の飼育部屋(6畳)も出来ました(その飼育部屋で飼っている生き物の日記はこちらから)
電子書籍バンザイです!
まだ6畳スペースを無駄にしている本がたくさんありますが、どんどん自炊し、紙の本を処分し、部屋を綺麗さっぱりにしたいんですよね。
重くないので好きな場所で本を読める・分からないことを調べられる
電子データ化された本は、紙の本のように重くないんですよ!(当たり前ですが・・・)
私のiPhone、iPadのKindleアプリには全蔵書が入っています。
これ革命的ですよ。
例えば、私の趣味のスキューバダイビングでは、潜った後にダイビングログを記入し、ログに残しますが、海中で見たあの魚はなんて名前だったかなぁ?って思った時、iPadのKindleに入っている図鑑を検索し、すぐに分かるんですよ。
クソ重い図鑑数冊が、iPadの中に全部入っているんですよ!素晴らしい!
全蔵書をいつも持ち歩いているから、通勤中の電車内で好きなだけ本、雑誌、マンガが読める。
旅行の時の飛行機の中で、ひたすら読書が出来る。
紙の本なんて、持ち歩くだけで、もう疲れてしまいます。
ちなみに、私は読みかけの活字の本のみ、kindle Paperwhiteに入っていて、トイレや寝室で読んでいます。
家の中にkindle Paperwhiteを2台、トイレと寝室に置いてあります(画像は寝室用のkindle Paperwhiteで、カバーの色で寝室用かトイレ用か分かります)
通勤中はiPhone、喫茶店など椅子に座ったらiPadで読書しています。
iPadは画面が大きくマンガが読みやすいので、マンガはもっぱらiPadで読みます。
読書(Kindle)により人生が豊かに変わる
Kindleを使うと読書量が劇的に増えます。
さらに、今まで活用できずに眠っていた蔵書、死蔵となっていた本を、再び活用出来るようになります。
いつも蔵書を携帯していると、こんな事がよく起きます。
会社で資料を作っている時、確か家にあるあの本の付せんの貼ったところに、この資料に役立つ情報が書いてあったよなぁ・・・何だっけ??
Kindleならその場でスマートフォンやタブレットから探して活用できます。(Kindleの付せん、マーカー機能があるので、すぐに見つかります)
私はワンピースを全巻Kindleで持っていますが、このマンガは伏線が多く、過去の伏線を知るために、かなり前の単行本をその場で読みなおしたりしています。
さらに、Kindleの機能には、付せん、マーカー、注釈などの素晴らしい機能がたくさんあります。
これらを活用すると、自身の読書スタイルそのものが劇的に変わります。
この記事では、Kindleの機能や解説等は割愛しますが、以下の本はKindleの細かな機能などの解説が載っていて、これからKindleを始めようという人にオススメします。
読書の量が増える → 読書で得た知識・ハウツーを実践 → リアルの生活が豊かになる
このサイクルが回りだすと、人生が本当に豊かになります。
私の例で言うと、教養のレベルが上がり、本で得たものを活用しお金を稼ぎ、節税し、あちこち旅行し見聞を広め、趣味に没頭し、彼女も途切れません(再婚してしまいましたが・・・でも、色々な方と仲良くなりたいれす・・・(^q^))
Kindleでたくさん読書をするようになって、外国に興味が湧き、それで旅行した国は2017年1月現在、台湾、グアム、シンガポール、アメリカ(ロサンゼルス)、インドネシア(バリ島)、ベトナム(ホーチミン)、フィリピン(セブ島)、イタリア(ローマ、ナポリ、ソレント)、スペイン(バルセロナ、マドリッド)、中国(北京)に行って来ました。(来月2月はタイに行って来ます)
年に2~4回くらい海外に出かけています。
あと、婚活とか一生懸命頑張ってて、結婚できないと嘆いている人の気持がさっぱり分かりません。
40代のおじさん(私)が、婚活なんかせずに、普通に結婚 → 離婚 → 再婚できますし・・・。
読書で得た知識をとりあえず真似て実践し、自身で使えるものを取捨選択、改良を加え、自身の教養やスキル、能力、収入、魅力をレベルアップする事を怠っていたからではないでしょうか?
本で得たものを徹底的に真似て、活用し、自身の血と肉にするのです。
まさに、ドラクエでレベルアップするような感じです。
本を読んで得たものを実践していると、ドラクエのレベルアップの効果音(テレレ テッテッテー)が頭に流れますよ♪
読書により、本を書いた著者の方々の人生、成果、解決法などを疑似体験出来ます。(これこそ、読書の一番のメリットだと思います)
そういう役立つ本を、いつも携帯し、いつでもどこでも活用できるKindleのメリットは計り知れません。
特に、年をとって”おっちゃん”になったら、教養と落ち着いた雰囲気、余裕のある心が大事なんですよ。(もちろん、金銭的余裕も)
私のプロフィールにありますが・・・、
難聴で耳が不自由ですが、読書により心が救われ、難聴を自分自身で受け入れ、前向きになりましたよ。
読書は荒んだ心も救ってくれるのです。
紙の本より安い
Kindle版は紙の本より少し安いです。
Amazonでポイント還元があったり、定期的にセールをしているので、半額で買えたりすることもあります。
読みたい時にすぐ買える
あの本が読みたい!って思った時、紙の本なら書店に行くか、ネットショップで注文し後日受け取るかしかありませんが、Kindleならその場で購入し、その場で端末にダウンロードしてすぐ読めます。
デメリット
人に貸せない・売れない
紙の本の場合は、友人と貸し借りできるんですよ。
学生の時、コミックの貸し借りとかしましたよね?
しかし、Kindleは著作権など絡んでいて、それが出来ないんです。
本を人と貸し借りするなら、Kindleは止めたほうがいいでしょうね・・・。
また、ブックオフなどに売ることもできません。
紙の本がKindle版より先に発売される
これはっきり言って、ふざけんなと言いたいですね。
一部の本(主にビジネス書、コミックなど)は、紙の本が先に発売されて書店に並び、しばらくしてKindle版が発売されます。
書店に先に紙の本を並べたいからなのか、はたまた、書店と出版社の昔からのしがらみなのかは知れませんが、はっきり言ってこんなの”う○こ”と言いたいですね。
紙の本もKindleも同時に発売してもらいたい!
という訳で、新刊が発売され、すぐに読みたいという人は、紙の本がいいでしょうね・・・。
高価な本を自炊する時に勇気がいる
1~5万円クラスの学術書、図鑑を自炊し、Kindleに取り込む時に本当に勇気が要ります。
私の場合は、日本産魚類大図鑑などの本・・・。
高価な本を裁断してバラす時、罪悪感にさいなまれます。
あああ・・・やっちまった、この本クソ高いのにバラしてしまった・・・俺はなんてことをしてしまったんだ・・・orz
って感じになります。
何冊も高価な本を裁断しても、私はこの罪悪感だけは消えません・・・
本を裁断して、バラすことに罪悪感を感じる人は、止めたほうがいいでしょうね・・・
頑なに紙の本しか出さない出版社がある
私の例で言うと、爬虫類・両生類の雑誌「クリーパー」「ビバリウムガイド」、アクアリウムの雑誌「アクアライフ」。
他に一部の図鑑、百科事典、生物系の学術書など。
頼みます!Kindle版を出してください!紙の本を持っていても買いますから!
紙の本を買って、自炊し、Kindleに取り込むのは本当に大変なんですよ・・・・
という訳で、紙の本しか存在しないものもあるので、Kindle版が無くてイライラが募るって事もデメリットだと思います。
全ての本が電子化されることを願っています。
まとめ
もうね、Kindleで本を買うと、紙の本はただのカタログ(見本)と同じなんです。
本屋で紙の本を見て、これは読みたいと思ったら、本屋でその場でKindle版をポチって買う。
私はすでにそういうスタイルになっています。
恐らく、電子書籍で本を読む人のほとんどは、こんな感じじゃないですかね。
これじゃ街の本屋は潰れるわけですよ(本屋にお金を落とさないから)。
街の本屋は、今後どんどん潰れてなくなるでしょうね(時代遅れだから、潰れても仕方ないかと思います)
もう池袋のジュンク堂書店のような超大きな書店だけ残ってくれれば、他は潰れても構わないですね。
勝間和代氏も紙の本は読まなくなったそうですよ。
勝間和代さんは、紙で作られた本は読まなくなっていたそうで、山積みになっていた本はほとんど捨てられていました。
今は、ネットで電子書籍を購入し、スマホなどを使って読んでいる。というか、iPhoneの文章読み上げ機能を使って、家事などしながら聞いているんだそうです。
上記のデメリットで書いたことを許容できる人は、すぐに電子書籍に移行したほうが、人生が豊かになりますよ。本当に!